メニュー
ホーム    >    支部講演会    >    2022年度 第1回講演会(開催報告、ポスター賞を追記)

2022年度 第1回講演会(開催報告、ポスター賞を追記)

カーボンニュートラルを目指した技術開発と今後の展望

応用物理学会関西支部講演会では,毎回特定のテーマを取り上げ,第一線でご活躍されている研究者・エンジニアに研究開発の現状をご紹介いただくとともに,学生を中心とした若手の発表の場も設け,研究成果の発信を通して相互の交流を深めることを目的としております.2023年度第1回講演会は,「AI・機械学習~データ社会の現状と将来~」をテーマとし,AI・機械学習を用いた革新的な研究手法などに関連する最新の研究をご講演いただくとともにポスター発表を行い,大学研究者,企業研究者,学生間の交流を予定しております.今回は、新たな試みとして、講師と学生が気軽に懇談できる「Meetup」も開催いたします。

第1回講演会は以下のように無事終了いたしました.
ポスター発表による最新の研究の発表も行い,ポスター賞が決定されました.

日時 2022年5月16日(月) 13:00講演開始
開催日 2022-05-16
主催

応用物理学会関西支部

形式

(招待講演,ハイブリッド形式)大阪大学吹田キャンパス 銀杏会館三和ホール
(ポスター発表,オンサイト形式)大阪大学吹田キャンパス 銀杏会館大会議室

内容

第一部:講演の部「カーボンニュートラルを目指した技術開発と今後の展望」
13:00~13:10
開会の辞
13:10~13:40
「カーボンニュートラルに貢献するCO2分離回収技術の研究開発」 甲斐 照彦(RITE)
13:40~14:10
「持続可能な材料の開発に向けたライフサイクルアセスメントの活用」 本下 晶晴(産業技術総合研究所)
14:10~14:40
「カーボンニュートラルにおけるパワーエレクトロニクスの役割と技術開発の展望」 舟木 剛(大阪大学)
14:40~15:00
休憩
15:00~15:30
「ダイヤモンド半導体開発状況とエネルギー分野への応用可能性」 鹿田 真一(関西学院大学)
15:30~16:00
「炭素電極へのインターカレーション反応 ―速度論を中心に―」 安部 武志(京都大学)
16:00~16:25
休憩 ポスター発表準備

第二部:ポスター発表の部「最新の研究」
16:25~17:55
ポスター発表(30件程度,会場スペースの関係で先着順とする)
応用物理学に関する内容であれば分野は限定いたしません.大学,研究・教育機関,企業の研究者など,皆様が対象です.ポスター発表は対面形式のみです.ポスターサイズはA0(縦118.4 cm×横84.1 cm)1枚です.
★200字程度のポスター要旨をご提出いただきます.
★優秀なポスター発表には賞を授与しますので,ふるってお申込み下さい.
(受賞対象者は2023年4月1日時点で満33才以下の者とします.ポスター賞は,後日関西支部のウェブサイトにて発表予定です.)
★ポスター発表される学生にはトラベルサポートを行います.(以下の予稿テンプレートの2ページ目にある学生旅費支援申請書に注意して必用事項を記載し、返信して下さい。領収書原本等の必用な提出書類が求められます。)
17:55~18:00
閉会の辞

定員 100名(申込順)
申込方法

申込は締め切りました。

申込締切 5月6日(金) 正午
参加費 無料
申込先 応用物理学会関西支部事務局
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1大阪大学大学院工学研究科物理学系専攻内
TEL/Fax: 06-4864-0125(火・金曜日のみ)
e-mail: secretary@jsap-kansai.jp
問合せ先 大久保 総一郎(住友電気工業)
多田 幸平(産業技術総合研究所)
小山 政俊(大阪工業大学)
石井 良太(京都大学)
玉井 幸夫(シャープ)
開催報告

第1回講演会は、対面+オンラインのハイブリッド形式で開催し、総勢99名の参加があり、盛況のうちに終了いたしました。前半、ハイブリッド形式で開催された 5件の招待講演に対し活発な質疑がなされ、後半の32件のポスター発表では、2年ぶりに対面形式で、熱心な議論が交わされました。また、優れたポスター発表に対して、最優秀賞1件、優秀賞2件のポスター賞が授与されました。

ポスター賞

最優秀賞
P-07 短パルスレーザー照射によるアントラセンの結晶化における濃度場の高速度観測
釣 優香1,2、丸山 美帆子2,3,4、吉川 洋史2、塚本 勝男2,5、高野 和文4,6、安達 宏昭6、
宇佐 美茂佳2、今西 正幸2、細川 陽一郎1、吉村 政志7、森 勇介2
1奈良先端大物質、2阪大院工、3阪大高等共創、4京府大院生命環境、5東北大院理、6創晶、7阪大レーザー研

 

優秀賞
P-12 くさび型セルを用いたコレステリックブルー相の相転移挙動に及ぼす界面効果に関する研究
三橋 將吾、趙 成龍、尾﨑 雅則
大阪大学大学院工学研究科

 

優秀賞
P-13 Mie共鳴コアシェル蛍光ナノ粒子の発光特性制御
足立将人、杉本泰、藤井稔
神戸大学

 

受賞者のコメント
P-07 釣 優香 様
この度は最優秀賞という素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。本研究では、短パルスレーザーを用いた結晶化技術において、溶液中の屈折率変化を捉えることができる光学的観察手法により濃度場の高速度観察を行いました。発表では様々なご意見、ご感想をいただき、さらに、このような評価をいただき大変嬉しく思っております。本研究の遂行にあたりご指導くださった先生方に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みにし、より一層研究に取り組んでいきたいと思います。

 

P-12 三橋 將吾 様
この度はポスター発表優秀賞を授与いただき、誠にありがとうございます。このような栄えある賞を頂けたのは、これまでご指導いただきました先生方、先輩方のお力添えあってこそだと存じます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。また、発表に対し数多くの先生方からご助言を頂き、改めて研究を振り返る貴重な機会となりました。重ねて御礼申し上げます。頂きました賞に恥じぬよう、今後ともより一層研究に邁進して参ります。この度は誠にありがとうございました。

 

P-13 足立 将人 様
この度は栄えある優秀賞をいただきましたこと、大変光栄に思います。コロナ禍でオンライン発表が多い中、私にとって初めての対面での発表・質疑応答であり、大変有意義な経験になりました。このような貴重な機会を設けてくださったすべての方々、ご指導いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も日々精進してまいります。この度は誠にありがとうございました。

過去の支部講演会へ