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2025年度 第3回講演会(開催報告、ポスター賞を追記)

応用物理学会関西支部講演会は,毎回特定のテーマを取り上げ,第一線でご活躍されている研究者・エンジニアに研究開発の現状をご紹介いただくとともに,学生を中心とした若手の発表の場も設け,研究成果の発信を通して相互の交流を深めることを目的としております.2025年度第3回講演会は,「量子技術と応用物理-量子デバイスから量子コンピュータまで」を招待講演のテーマとし,最先端の量子技術と応用物理の関連の研究分野で活躍されている方々にご講演をいただきます.また,大学や公的機関の研究者,企業研究者,学生間の交流を図ることを目的として,応用物理学全般に関するポスター発表,並びに,講師または賛助会員企業様と学生が気軽に懇談できる「Meetup」と,希望者向けに大阪産業技術研究所の見学会(人数制限あり)も実施いたします.最新技術の現場を直接体験できる貴重な機会となっておりますので,ぜひご参加ください.

日時 2026 年1 月 26 日(月)13:00 開始
主催

応用物理学会関西支部

共催

地方独立行政法人 大阪産業技術研究所

場所

大阪産業技術研究所 本部・和泉センター ORIST ホール
https://orist.jp/gaiyou/access/access_izumi/

内容

第一部:講演の部「量子技術と応用物理 -量子デバイスから量子コンピュータまで-」

13:00~13:05
開会の辞 (応用物理学会関西支部支部長 裏, 大阪技術研和泉センター長 三浦)

 

13:05~13:40
招待講演「富士通における量子コンピューティングへの取り組み 」
福盛 大雅(富士通株式会社)

 

13:40~14:15
招待講演 「シリコントランジスタにおける単一の深いドーパントスピンに依存した室温伝導特性-室温動作シリコン量子ビットの実現へ向けて-」
大野 圭司(理化学研究所)

 

—-休憩・ポスター発表準備—-

 

14:30~15:05
招待講演 「オンサイト計測に向けた量子センシング方式による小型NMR 装置の開発」
渡邊 幸志(産業技術総合研究所)

 

15:05~15:40 招待講演 「もつれ光子対を用いた量子赤外分光」
向井 佑(京都大学)

 

第二部:ポスター発表・Meetup・大阪産業技術研究所見学会の部
16:00~18:00 ポスター発表およびMeetup・見学会(同時並行開催)
 ・応用物理学に関する内容であれば分野は限定いたしません.奮ってお申込み下さい.
 ・ポスター発表要旨(日本語の場合200 字程度,英語の場合 150words 程度)をご提出いただきます.
 ・優秀なポスター発表には賞を授与します.(受賞対象者:2026 年4 月 1 日時点で満 33 才以下)ポスター賞の詳細(受賞者名・受賞タイトル名,受賞コメントなど)は,支部 HP に掲載予定です.
 ・ポスター発表される学生にはトラベルサポートもあります(旅費支援を申請される方のみ).
 ・ポスター発表者および講演会参加者は,Meetup,見学会(人数制限あり)への参加が可能です.

 

18:00~18:05
閉会の辞

 

18:15
懇親会・ポスター賞授賞式

定員 100 名(申込順)
申込方法

ポスター発表申込
Webサイト(https://jsap-kansai.jp/)より予稿テンプレート2025第3回講演会_利用許諾書をダウンロードの上,必要事項を記入して,メール添付にて下記申込先までお送りください.ポスター発表の申込締切は1月8日(木)正午です.なお会場の都合上,発表申込受付数は40件まで(先着順)とします.

 

聴講申込
上記Webサイトの聴講申込フォームからお申し込み下さい.聴講の申込締切は1月12日(月)正午です.

申込締切 ポスター発表:2026年1月8日(木)正午
聴講:2026年1 月12日(月)正午
参加費 無料(懇親会参加の場合,懇親会費 3,000 円(予定)を頂きます.学生の懇親会費は無料です.
申込先 応用物理学会関西支部事務局
〒565-0871 吹田市山田丘2-1 大阪大学大学院工学研究科物理学系専攻内
TEL / Fax:06-4864-0125(火,金曜日のみ)
e-mail:secretary@jsap-kansai.jp
問合せ先 近藤 裕佑(大阪産業技術研究所) kondoy@orist.jp
福井 篤 (シャープ株式会社) fukui.atsushi@mail.sharp
山田 英明(産業技術総合研究所) yamada-diamond@aist.go.jp
金子 光顕(京都大学) kaneko@semicon.kuee.kyoto-u.ac.jp
廣芝 伸哉(大阪工業大学) nobuya.hiroshiba@oit.ac.jp
開催報告

第3回講演会は、大阪産業技術研究所にて対面形式で開催され、総勢66名の参加があり、盛況のうちに終了いたしました。第1部講演の部では、企業と大学の双方からの招待講演計4件が行われました。前半では、超電導量子コンピュータの社会実装に取り組む企業よりハードウェア開発の現状についてご紹介いただきました。続く講演では、既存の半導体技術と親和性が高く、室温動作も可能なシリコン量子ビットの実現を目指す先駆的な研究についてご紹介いただきました。休憩を挟んだ後半では、ダイヤモンドNVセンターを活用した高感度量子センサーの講演に加え、もつれ光子対を利用した、可視光領域の検出器による赤外分光という、量子光学の応用技術についてご講演いただきました。全体を通して、量子コンピューティング、量子ビット、量子センシング、量子光学といった幅広い量子技術の応用展開が示され、近年著しく発展する量子技術の最前線を実感できる充実した内容となりました。いずれの講演においても活発な質疑が行われ、参加者の高い関心がうかがわれました。第2部のポスター発表・Meetup・施設見学会の部では、18件のポスター発表が行われ、熱心な議論が交わされるとともに、講師と学生の懇談の場であるMeetupが並行して開催されました。施設見学会では、希望者向けに大阪産業技術研究所内の3施設が公開され、同研究所が保有する最新設備の紹介が行われました。懇親会の場では、優れたポスター発表に対して、最優秀賞1件のポスター賞が授与されました。

ポスター賞

最優秀賞
P-03 Ammonothermal GaN結晶中単独転位の電気特性解析
宇田津直大1、 藤平哲也1、 Zhuo Diao1、酒井 朗1,2
1阪大院基礎工、2阪大OTRI

 

受賞者のコメント
P-03 大阪大学 宇田津 直大 様 
この度は、応用物理学会関西支部2025年度第3回講演会のポスター発表において最優秀賞を賜り、誠に光栄に存じます。これまでに得られた研究成果を、このような形でご評価いただけたことを大変嬉しく、身の引き締まる思いです。ご選考いただいた選考委員の皆様、運営に携わられた皆様、ならびに会場をご提供いただいた大阪産業技術研究所の皆様に、心より御礼申し上げます。当日は多くの方々と議論する機会に恵まれ、異なる視点からのご指摘・ご助言を数多く頂戴しました。これらは、研究の位置づけを改めて整理し、今後の検討課題と進むべき方向性を明確にするうえで大変有益であり、本研究をさらに発展させる重要な契機となりました。本受賞を励みに、研究の完成度を一層高めてまいります。

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